ホームインスペクション会社の選び方 その1

最終更新: 2020年8月19日


ホームインスペクションと言う言葉は、だいぶ一般の方にも知られるようになったのではないでしょうか。住宅を購入ないし建築される際にプロに介在してもらうことで、これまでは何もわからないお客さまが、業者を信頼せざるを得ない状態での取引がなされていたために購入後に様々な問題が発覚したり、泣き寝入りをすることになったりと、そのような一方的に不利な状態を防ぐことが期待されるものです。


ですが、いざお住まいの調査を依頼しようと考えた場合に、どこに頼めば良いのか?間違いはないのか?どの程度の調査能力を持っているのか?しっかりと調べてくれるのか?・・・正直、全くわからないことでしょう。結局「わからないから有名な大手に依頼しておこう。」「安かろう悪かろうは心配だから、料金も相場程度のところに」といった程度の認識ではないでしょうか。残念ながら、それは誤りです。安かろう悪かろうは概ね当てはまる様に思われますので、安価すぎる業者は避けておいた方が無難ですが、高額であること=確かな調査ではないから難しいものです。

すでに調査済みで、調査結果に納得がいかずに弊所にご依頼いただくケースは時折あります。大手と思われる調査報告書を示されることは良くありますが、ホームインスペクション の範疇であるとしても見落とし激しく、この程度で5万~6万もの費用を頂いているのか?と言いたくなるものを目にします。大手ほどただの外注調査員によるのであり、片手間に調査業務をしている 設計事務所 であったりするのですから、信念など持ち合わせておりません。


さて、それでは何を基準に選べばよいのか?


正直、絶対と言える方法や基準、調査能力を測る方法などはありません。検索して上位に出てくるから安心かと言えば、単に専門業者の戦略の結果であったり、広告費を注ぎ込んでいるだけかもしれません。有名どころの大手というのは上述している事もあります。つまり、調査会社の良し悪し を調べることは労力がかかる割には結果は掴めないと思います。ですから、そこに力を入れる前に、まずはお客様自身が調査に望んでいる事が理解できているのかを整理できれば、自ずと依頼先の種別は明らかとなり、その範囲を限定させることができます。この「種別」は後ほどお話しいたします。


 この ホームインスペクション というのは大きな括りになっている現状があります。それには 欠陥住宅を調べるものから リフォーム工事のチェック、ある特定の事案のみを調べる場合も含まれ、例えば「シロアリに食べられていないか」などに特化した調査を行う場合も言えるでしょう。つまり、ホームインスペクションとは明確な範囲があるのではなく、お客様の要望によって、その対象や内容などは異なるものであると言え、お住まいを調べる こと全般を包括しています。そのため、弊所では「欠陥住宅検査」と「住宅診断(ホームインスペクション)」は異なるサービスメニューとして線引きしたものとしています。


何が違うのか?

目的、対象、そして費用も全く異なります。



引き続き、次回お話しをさせて頂きたいと思います。

是非ご訪問ください。




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