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ホームインスペクション会社の選び方 その3

更新日:2020年9月26日

前回は、ホームインスペクションの具体的な利用例をお話ししましたが、必ずしも住宅用途のみが対象ではないため、住宅以外の建物についてお話しします。


 公的なところで、このホームインスペクションに相当するものに、「特定建築物の定期調査報告」があります。建築基準法に定められるこの特定建築物は、概ね、不特定多数の往来、利用される建築物が該当します。そのため、万が一にも災害が生じれば第三者に被害が及ぶことから、定期にその劣化や腐食などの状態を調べ、報告することが定められています。一般的なところでは、マンションや料理店、オフィスビルなどがわかりやすいところでしょう。ところが、報告しなくても実際に罰金を科されることはないため、形骸化していると言わざるを得ません。


 怠ることでどういったことが起こるかと言えば、具体的なところでは、忘れた頃に起きる足場屋さんが単管パイプを落下させてしまい、通行人を死傷させる事故。ニュースを見て、工事現場の傍を通行しないようにしている方もおられるでしょう。これ自体は、工事の安全配慮上の問題なので、この件とは異なりますが、ある日、頭上からタイルや看板が落ちてくるということになります。