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執筆者の写真Deins_official

マンション理事会

更新日:2020年8月15日

当事務所として本来の業務ではないのですが、大規模修繕工事を控えているマンション理事会にて、#技術的なアドバイス などの #コンサルティング も時折行っております。


以前に、 #大規模修繕工事 に先立って「一棟丸ごと建物診断」にて #調査したマンション#理事会に参加 して参りました。

いつも思いますが、共同住宅の総意形成は本当に難しいものです。#区分所有者 の大半は無関心で、理事においても一部の前向きな役員の方たちだけが常に出席していることで成り立っている事が大半です。その状態では、強引な物言いをされる方が必然的に中心人物となり、目に見えない強権を持ってしまいます。概ね、それなりの上役についている、もしくはついていた方であることが多く、会社の上司、部下の様な状態が形成されがちです。問題はその方の意向に向かってしまうことで、会社の予算のように、割り当てられた予算は使うものであるという意識が強すぎて、何を申し上げても無駄な工事をしたがるのです。お仕事が建築関係やマンション管理などのプロである方なら良いのですが、概ね、そうではない聞きかじった中途半端な知識をもって、間違った方向に舵を切ってしまう。

もちろん、最もいけないのは無関心の方たちです。どうすれば関心を持たせられるのか?という所にもっと力を入れるべきではないかと常々感じています。


所有者が一丸となれば、#工事費用 はもちろんのこと、月々の #管理費 などの共用費の削減など大きく変化をさせることは決して難しくありません。

#修繕工事 は回数を重ねるごとに費用は上がっていくもので、#修繕計画 では #建替え まで見込まれておらず、#積立金 が足りている潤沢なマンションなどありません。つまり、今の予算など予算ではないというところをしっかりと見据えて最大限の削減を続けなければ、将来、どうにもできないときが必ずやってきます。その時には売れば良いという考えもあるのでしょうが、マンション売却は築浅であっても簡単ではありません。



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