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施工不良を疑ったとき、最初にすべきこと


「相談窓口」より前に知っておきたい現実

 住宅の施工不良が疑われるとき、多くの方がまず検索するのは「どこに相談すればいいか」です。消費生活センター、建築士会、行政の相談窓口・・・たしかにそれらは存在します。しかし、現場で数多くのトラブルに関わってきた立場からいうと、「相談窓口に行く前の段階」で勝負が決まることが多いのです。



施工業者が絶対に教えない「初動の鉄則」


 施工不良が発覚した直後、施工業者は多くの場合こう言います。


「すぐに確認します」「補修で対応できます」「保証の範囲内です」


 この言葉を信じて待っていると、知らぬ間に証拠が消える、時効が迫る、補修と称して問題箇所を隠蔽される・・・という事態に発展することがあります。

 施工不良トラブルで依頼者が不利になる最大の原因は、証拠保全の遅れです。


初動でやるべきこと

・ 不具合箇所を写真・動画で記録する(スケールを一緒に写す)

・ 業者とのやりとりは必ず書面やメールで残す(口頭での約束は後から否定される)

・ 「補修」を急がせる業者には応じない——補修前に第三者の検査を入れる


「施工不良かどうか」を正しく判断できるのは誰か


 消費生活センターや行政の相談窓口は、法律的な一般案内はできます。しかし「この亀裂は構造上問題があるか」「この防水処理は施工基準を満たしているか」という技術的判断は、建築の専門知識と現場経験を持つ者にしかできません。

 「専門家に診てもらう」といっても、大切なのはどの専門家かです。たとえば、こういったケースを実際に見てきました。


・ ハウスメーカーが手配した「第三者検査」が、実はそのメーカーと提携する検査会社だった

・ 一般的な建築士に見てもらったが「問題なし」と言われた箇所に、後日重大な欠陥が発覚した


 施工不良の検査は、施工側から独立した立場で、かつ欠陥住宅の紛争実務に精通した専門家でなければ、正確な判断が難しい局面があります。


相談窓口に行く「前」に整理しておくこと


 相談窓口や専門家に連絡する際、準備なしで臨むと「とりあえず業者に連絡してみてください」という一般論で終わることがあります。

 以下を事前に整理しておくと、相談の質が大きく変わります。


1. いつ気づいたか——発覚時期は時効の起算点にも関わる

2. 施工業者との連絡履歴——メール、チャット、書面をすべて保存

3. 契約書・設計図書・仕様書の有無——これがあるとないとでは主張の強さが全く異なる

4. 補修や応急処置の有無——業者が手を入れた箇所は、その前後で記録が必要





Deins が対応できること


 弊所では、施工不良の発見から、業者との交渉支援、紛争化した場合の対応まで、一貫して関わってきた実務経験を持ちます。単に「調べてレポートを出す」だけでなく、その結果を使って何ができるかという視点で動きます。


・ 施工不良の現地調査・記録

・ 欠陥の法的・技術的な整理(業者への通知書作成支援)

・ 調停・訴訟に対応できる形での証拠整備


 「まだ訴えるかどうかわからない」「業者と話し合いで解決できるなら、それでいい」という段階でも構いません。早い段階で相談するほど、取れる選択肢が増えます。

 住まいのトラブルは、時間が経つほど複雑になります。気になることがあれば、まずお問い合わせください。



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